絵本の読み聞かせによるメリットとは4


絵本の読み聞かせによるメリットとは  4

絵本の感想を聞く

絵本の読み聞かせで子供に感想を求める事は実はNG行為。読み聞かせが終わった後は、子供が自分自身で想像を膨らませて絵本に対する思いを抱くのです。まだ絵本への感想を言語化するのも難しいですし、子供たち全員がその本に対して興味を持ってくれたかはわかりません。感想を求められて何も言えなかったら答えられなかったことに子供は歯痒い思いをするかもしれません。小さい子ほど感想は聞かずにそっとしておきましょう。ある程度言葉が話せる3歳児以上のお子さんには子供同士で意見交換させることをしてもよいかもしれません。

アドリブを入れすぎてしまう

アドリブを入れすぎてしまうことはダメです。オーバーにアクションしたり、絵本を動かしたりとすることは一見子供の興味をひいてくれそうですがオーバーすぎると想像力も集中力もかけてしまいます。また、絵本の中身よりも保育士さんのオーバーなリアクションが印象に残ってしまうことも。途中で文章をカットしてしまうといったことも「子供たちにはなんで読まないんだろう?」と不安がってしまうかもしれません。また、余計な文やページを飛ばすのは著作権上の内容の改変にもなってしまうので注意したいところです。

新しい絵本にこだわらなくても良い

「同じ本を読ませているけどいいのだろうか?」「この本は年齢的に読んで理解できるのかな?」など絵本を選ぶのに悩んだことはありませんか?心配は要りませんよ。イギリスの大学で行われた研究では、同じ絵本を繰り返し読み聞かせをすると子供は絵本に対する吸収力が良くなるとの研究結果があります。子供の絵本への反応や興味も大きくなるそうです。ですが、絵本選びへの悩みは尽きないと思います。

いないいないばあ おにのパンツ ともだち いっぱい ねないこ だれだ
など、みんなが一度んは見たことある絵本だと思います。
まずは王道から読み聞かせしてあげると、本選びに悩まなくてすみそうです!