インテリアとして飾っても!美しい作


インテリアとして飾っても!美しい作

アライバル
大人の絵本おすすめNo.1です。文字が無く、絵だけで表現されたこちらの作品はまさにサイレント映画。不穏な所から始まり、人々の持つ辛い過去を語られ、「この先どうなるの?」とハラハラしながらページをめくり続け、たどり着く結末は…皆様でご確認ください!この作品に出会えて良かったと激しく思われることでしょう。「文字が無い」ということは、老若男女国籍を問わず見ることができる作品ということです。小さな子どもにはまだわかりにくい表現もありますが、説得力がある万国共通の表現が描かれる魔法のようなページをぜひ紐解いて下さい。永遠の美を持つ作品です。


終わらない夜
まるでトリック・アートのような、よく見ると不思議な世界が広がるロブ・ゴンサルヴェスの絵にインスパイアされ、セーラ・L・トムソンが詩をそえた作品です。眠りと目覚めの間の時間を描かれた作品たちは、どれもどこか不思議な美しさを秘めていて、いつまでも見ていたくなります。「眠る瞬間は死ぬ瞬間に似ている」という説があるように、夢うつつの時間はどこか怖い感じもしますが、現実ではありえないことが起こる夢は不思議で美しいですよね。きっとそんな感じなのかもしれません。子どもに読んであげても意味がわからないかもしれませんが、大人が読めばきっと、絵に込められた魔法の意味に気が付けるかと思います。

急行「北極号」
村上春樹さんが翻訳している、クリスマスがテーマのノスタルジックで美しい作品です。「サンタなんてほんとうはいない」と友達に言われてしまった主人公は、クリスマスイブの夜中に不思議な急行「北極号」に誘われて、たくさんの子どもたちと一緒に北極点を目指します。そこで出会ったサンタからもらったクリスマスプレゼントは…?パステルで描かれる柔らかい冬景色はどれも美しく、蒸気機関車に夜の雪、というデザインの表紙はずっと眺めていたくなりますよ。