アンチエイジングを考える年齢になってきました、、、

幼い時には、年齢を重ねるたびにお祝いをしてもらい、プレゼントやケーキがとても楽しみでしたよね。
20代半ばくらいまでは割とみなさん素直に喜んでいたのではないでしょうか?
25を過ぎると目の前にある30という壁が近づいてくることがなんだか怖いような不安まじりに変わっていく方も少なくないと思います。

年齢を重ねると気になってくる、シワやたるみといった肌悩みや筋肉の衰え。そうなると、アンチエイジングというワードに関心が出てくる人も多いかもしれません。

アンチエイジングは、「アンチ」=反対・抗体、「エイジング」=時間の経過や加齢という意味を持つ言葉で、老化を抑える(抗老化、抗年齢)という意味で使われています。
よく美容関係で耳にする言葉ですが、美容に限らず、老化を防ぎ、健康寿命をのばすことを目的として広く使われている言葉です。

老化を引き起こす要因について学んでおきましょう。

⚫︎活性酸素による老化

老化が起きてしまう原因とされているのは、まず体内の活性酸素というのが挙げられます。
日々体内に取り込んでいる酸素は、一部活性酸素に変化します。活性酸素は体内で病原菌やウイルスから体を守る重要な働きをするものですが、活性酸素が過剰に発生すると身体が酸化してしまいます。
酸化とは、活性化酸素により細胞が傷つき、スムーズに働かなくなることを言います。
活性酸素が過剰に発生すると身体が酸化し、シミやたるみなどの肌のトラブルをはじめとした老化の原因につながってしまうのです。
また、活性酸素は呼吸により体内に入った酸素、紫外線、喫煙、電磁波、ストレス、食品添加物などからも発生するといわれています。

⚫︎糖化による老化

糖化はエネルギーとして使われずに残った糖質が、身体の骨や血管のたんぱく質と結びついて細胞が劣化する反応のことです。
糖化した時、AGE(終末糖化産物)という悪玉物質が発生しますが、これが老化を促進すると言われています。
糖分を過剰に摂取すると血糖値が急激に上がり、糖化しやすくなるとされており、注意が必要です。

⚫︎遺伝子による老化

老化防止につながる役割を果たす、長寿遺伝子とも呼ばれるサーチュイン遺伝子という遺伝子があります。
このサーチュイン遺伝子の活動が鈍ると傷ついた細胞が修復されにくくなり、老化が進みやすいと言われています。

気をつけているつもりでも、やはり年には叶わないのか。なんて、思う方も多いと思いますが今の生活習慣を見直すだけで、そのスピードを緩めることができるのではないかと思っています。